勝手に書評 -10ページ目

【対岸の彼女】 著者:角田光代

書名:対岸の彼女  著者:角田光代


【一言評価】

年を重ねるからこそ出来る友情を見てください。そこにはあなたも開ける扉がある。


【こんな方にお薦め】

自分に厳しい女性

友達ってなんだろう?って思う方(未婚既婚問わず)



【管理人感想】
既婚3歳の子持ち『小夜子』
独身、自ら会社を興した『葵』


子持ちの小夜子は他のお母さん達と馴染めなかった。30歳の小夜子は他のお母さん達よりだいぶ年上だから話が合わない。
公園での派閥が見えると転々と公園を移っていった。
派閥にかかわりたくない小夜子、働きに出る。


勤め先の社長『葵』はあけっぴろげな性格でくったくがなく小夜子は葵にひかれる。
そんな葵も学生の頃は――。


葵の現在の性格形成に大きな影響を与えただろうナナコ。


私たちは何のために年を重ねるんだろう。――本書より抜粋



あーそうか。小学校、中学・・・と学校を卒業しても職場、子供を連れて行く公園でも派閥ってあるのか。だったら学生にだけイジメイジメと社会が言うのはおかしいな。だって大人でもイジメまがいの事をしているんだもの。と、思った。
そーいえば学校を卒業してすぐ人が変わるわけないものね。


友達とはなんなんだろう?
年を重ねるから ううん 人生に真剣に向き合ったからこそ出来る友情を見てください。


<参考>

角田 光代

対岸の彼女

記憶にこびり付いた映画 【震える舌】

記憶に こびり付いて 離れない映画

やっとタイトルが分かったぁーー!!

別に何を見るわけでもなく 静かだと寂しいから
TVを付けっぱなしにしていた夜中のお話でございます。

テレビから流れてくる「ほぇ?」と、思わずTVに視線を向けてしまう音楽と共に
映画が始まった。
団地の空き地で女の子が喋喋をを追いかけて遊んでいる場面から映画がはじまった。

「いつの時代の映画だよ!」と思わせる映像と音楽に

ハイ、観る気ナシ! と、思いつつも観ていたら(相当暇だった^^)


おもいっきり引き込まれて観てしまった


目が離せない!


怖い!!


やめてくれーーーー私1人なんだよっっ!!


釘付け


団地から見下ろせる埋立地の泥水により破傷風となってしまう娘と家族の闘病生活の話だがっっ


怖すぎるのよぉぉぉぉおおおおおぉぉ


なんなんだ・・・あの生々しい映像は!
なんなんだっあの音楽はなんだーーー!!


女の子・・・演技すご過ぎ・・・
観終わってもドキヒヤでなかなか寝付けなかった(泣)


え?感想?
もぉねぇ、観終わって日数が経っても


頭にこびり付いて離れないのよ!!


私はもう 泥触れないよ!!


一生頭から離れない映画を観てしまった

幼い時さぁ よく母が

「破傷風なったらどーすんねん!」

二言目には 破傷風破傷風 と連呼していたのは
もしや・・・この映画を観たからでは?と推測
だてだてさ、私も観てから友達にこの映画の話しまくりだもん

「私すっごい怖い映画観たってばー、夜中にやってたんだけどねー
ふっるい映画やけどすごかったわー。
もぅ頭に映像のワンシーンワンシーンがこびり付いて離れへんねん。
破傷風にかかった女の子と家族の闘病生活の話なんやけどね、
それが怖いねん!ぜったいお薦めっっ」
「へぇ、なんていう映画?」
「う・・・それが・・・最初の映像と音楽で三流映画やと思って・・・タイトルみてないねん・・・」
「みとけや!!」

最初まったく観るつもりがなかったからタイトルが分からなかったんだけど
やっと分かりました


【震える舌】という映画です 1980年代に作られた映画です

震える舌かぁ・・・私が震えたよ!!


1度でも観た方ならこの 別に怖くない場面 の画像であっても

観たら ドキッッ!!とするはず。ほれ↓



ぐおーーーっっとシーンが浮かんできましたか?
・・・不吉っていうか、なんというか・・・なんでしょコノ感じ。
表現力なくてすみません。


電気パチン!
ぎゃあああああああああああ
お皿がガチャン!
ぎゃあああああああああああ
(観た人にだけ分かるネタですみません)

ぃゃぁ・・・こんなに真面目な映画なのに こんなに頭にこびり付く映画あったのね
DVD化してくれたらいいのにね
ビデオしかなーい


タイトルも分かった事だしさっそく明日友達に♪

<参考>

松竹
震える舌

ブログもメロも不調

ブログ重いざーます
メロも表示されなかったり 変ですね

メロに関しては、メロホームに行ったら

※※※※※※※※※メロホームより※※※※※※※※※

【お知らせ】

週末からのサーバー障害により、表示が不安定になっております。
現在原因を調査中です。復帰次第ご連絡いたします。
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※※

と、書いておりました。
あと、メンテナンス終了後のメロコード貼替えをしないといけないらしいから
早速貼り替えたものの・・・メロが表示されなくなった
「情報取得に失敗しました」
って出るのよね。
これ以上はメンドイから放置で♪
そのうち直してくれるのを待つ。

メロよりもブログが重いのが問題だ
書評で更新はできないけど・・・
日記で2回更新してるはずだったのよ 本当だったら・・・ね。
重いのよ!重すぎるのよ!混雑するのよ!
だから2回・・・見送った
・・・今回もまた更新できないかもだけど
とりあえず望みを持ってタイピング♪

今回もブログは重いのに何故執拗に今回に限ってブログを更新するかというと
そこにはワケがあるのです
いつもなら 「ま、いいや 今度でイイや」と放置するのに
今回は―――
うん、書く事はナイです(きっぱり)
ではなぜ・・・・
ランダム・メモリングで行き詰まって――
ハッキリ言って現実逃避です ハイ。
アーンド ずっと風邪でまいっちゃってます

「現実逃避するなんてサイテー」
と、声が聞こえてきそうですが
リフレッシュは必要なんです
真光元を飲むことによって発生する光合掘菌~なんちゃらかんちゃら
と、神憑っているわけではない
ただの休憩デス。

あ、電話だ(汗)
ll彡ズサッ

【となり町戦争】 著者:三崎亜記

書名:となり町戦争  著者:三崎亜記


【一言評価】

後味「・・・」な世界 なんじゃこりゃー?!


【こんな方にお薦め】

「うーん」って唸りたい方



【管理人感想】

「となり町」との戦争が突然始まった事は

郵便受けに1日遅れで入る「広報まいさか」で知る。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


   [となり町との戦争との戦争のお知らせ]


開戦日    九月一日

終戦日    三月三十一日(予定)

開催日    町内各所

内 容    拠点防衛 夜間攻撃

        敵地偵察 白兵戦


   お問い合わせ   総務課となり町戦争係


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


現実感のないまま「僕」の通勤の心配をする。

開戦日を迎えても特に戦争をしている様子じゃないので次第に戦時中という事を忘れていた

そんなある日何気に見ていた[広報まいさか]

町の人口や転出や転入・出生・死亡欄に――

死亡欄の横に括弧で囲って  (うち戦死者12人)  と書かれていた
目はその うち戦死者12名 という文字に釘付けになるもののやはり現実感がない


ほどなく役場から封筒が届く

「戦時特別偵察業務従事者の任命について」 と、もっともらしい名目の紙切れが入っている

要は、「僕」が偵察員に任命されるらすぃ

「僕」は役場で事務的に任命され

最初から最後までリアリティのナイ「僕」の感覚でストーリーは進んでいく


本書では・・・役場が戦争のコンサルティング会社に業務委託してたりするんだから・・・(汗)


タモリの「世にも奇妙な物語」って知ってますか?

その「世にも奇妙な物語」チックな感覚で読み終わりました。

何故となり町と戦争が始まったのかもよく分からないままで

何故だよ!!最後まで分からないままかよ!

と 釈然としない気持ちになったけど 「行政のやる事は釈然としないものだよ」との意図があるのかもと思い無理矢理納得させた。

んでも、リアルで私の町の○○市役所がとなり町と戦争したら まさに

この本のように何もかもマニュアルを作ってやりそうだな(笑)

事務的なお役所仕事をね。


本書とちょっと逸れるけれど(またかよw)マニュアルってとても良い物ですよ

「マニュアル」と聞くだけで 悪の根源みたいに眉を顰める友人がいるんだけどね

しなければならない事、忘れてはいけない事をする時 有用なのがマニュアル

指示通りにしか動かない人がマニュアルを使うから変になるのよ

マニュアルの目的が理解できない・しない人が使うから、マニュアルに書かれていない事には対応しない。

「えー、そんなのマニュアルに載ってないよ」と言って責任転嫁するヒトーーーーっっ!!

そんな方に言いたい!「一度マニュアルを作ってください」

細々作ってられないから・・・どんなに膨大な量になるのよ・・・膨大過ぎたら読まない癖にさっっ!

人間のマニュアルはPC用のプログラムじゃありません! PCじゃあるまいし全て書かないとしないのか!

 そしてマニュアル作る人っっ現場から離れるなーっっ!現場の声を無視したマニュアルはダメぽ。

現場の人達で作ったマニュアルがいいのになぁーできれば現場の人達で作ってください。

ハッ( ̄□ ̄;)・・・かなり本書からかけ離れてしまったか。


んーとぉ、そうそう書評だわ。ぶっちゃけあんまり好きじゃない本です。

戦争にいろいろな事務手続きが必要なところなどは面白いと思うけれど

私に読む力がナイばかりに「事務的な戦争・民主的な戦争」以外に感じるものはありませんでした。


<参考>

三崎 亜記

となり町戦争

【デセプション・ポイント】 著者:ダン・ブラウン

書名:デセプション・ポイント 著者:ダン・ブラウン


【一言評価】

スピード感

【こんな方にお薦め】

会社の上層部の方でスピーチや決意表明をする方

陰謀ものが好きな方

ハラハラドキドキしたい方



【管理人感想】

今回のダン・ブラウンの本には宗教や絵画は出て来ません。(ちと残念)

んじゃ 何が出るの?それは科学技術――


現職の大統領は米国航空宇宙局(NASA)に膨大な予算を費やしていた。

対立候補はそんな現政府を非難して国民の支持を集める。

対立候補の娘レイチェルの仕事は国家偵察局(NRO)―大統領へ提出する機密情報の分析―だった。

現大統領からレイチェルは呼び出され NASAが大発見したからみてきてくれ と言われる。


地球外生命体?!

父と不仲のレイチェル 父との関係はどうなる?

大統領選挙に勝利するのはどっち?


映画っぽかったです。

さすが大統領モノって感じで会話も演説もカッコイイ。

スピーチ原稿作る時に応用したいな。

結論を早く言えよ!!って思うところもあったけど(笑)



<参考>


ダン・ブラウン, 越前 敏弥

デセプション・ポイント 上
デセプション・ポイント 下

<その他の勝手に書評>
ダン・ブラウンの【天使と悪魔】